アトピーは良くある皮膚の症状で、かゆみや赤みが出たり、肌が敏感になったりと、辛い症状で悩んでいる人が多いようです。

そして、アトピーは、肌が黒ずんでしまう原因となってしまいます。女性としては、肌が黒ずむのは嫌ですよね。

どうして肌が黒くなってしまうのでしょうか?アトピーと黒ずみの関係を調べました。

アトピーについて

アトピーは「アトピー性皮膚炎」のことで、かゆみを伴う湿疹が主な症状です。良くなったり悪くなったりを繰り返し、なかなか治らないことが多いと言われています。

昔は乳幼児に多い病気と言われていましたが、最近は大人のアトピーも増えています。原因は遺伝によるものもあれば、食べ物や生活環境、免疫力の低下、ストレスなどによるものもあります。

アトピーの明確な原因、完治させる治療方法は、まだはっきりとは分かっていません。

アトピーの黒ずみの原因

炎症

私達の肌は、外からの刺激や細菌の侵入を防ぐための、バリア機能が備わっています。皮脂膜や角質細胞、角質細胞間脂質などがその役割を果たしています。

肌表面からの水分の蒸発も防いでいるので、肌の乾燥も防いでくれます。

アトピーの肌はその皮膚のバリア機能が低下して、乾燥によってガサガサになり、刺激に弱くなり、炎症を起こしやすくなっています。

肌に炎症が起こっていると、皮膚は肌を守るために、メラニン色素を作ります。そのメラニンのせいで、肌が黒くなってしまうのです。

「炎症後色素沈着」と呼ばれています。

ステロイド

アトピーの治療には、ステロイド剤が使われることもあります。ステロイド剤は副作用が強いというイメージから、黒ずみはステロイドのせいだと思われることもありました。

しかし、黒ずみはステロイドのせいではないのです。ステロイド剤には、色素沈着を起こすような作用はありません。

ステロイド剤は使い方を間違えなければ、怖い薬ではありません。炎症を抑えてくれる、強い味方になってくれます。

アトピーの黒ずみの解消法

保湿

アトピー症状を抑えるためには、保湿をすることが大切です。保湿効果のある化粧品を使いましょう。

肌に刺激のある添加物や成分が配合されておらず、保湿成分、抗炎症成分が入った化粧品を選ぶようにします。

肌のバリア機能を高めてくれるセラミドや、炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウムなどが入った化粧品が良いでしょう。

>セラミドの効果について見る
>グリチルリチン酸ジカリウムの効果について見る

美白

メラニンの生成を抑える効果がある、美白化粧品も黒ずみ改善には効果的です。有効な成分として、アルブチン、ビタミンC誘導体、ハイドロキノンなどがあります。

ただ、美白成分は肌刺激があるものもあり、アトピーの肌には特にハイドロキノンは注意が必要です。パッチテストを行ってから使用するようにしましょう。

>アルブチンの効果について見る
>ビタミンC誘導体の効果について見る
>ハイドロキノンの効果について見る

皮膚科の受診

皮膚科に行くと、アトピーの炎症を抑えるような外用薬や内服薬などの処方をしてくれます。アトピー肌の場所や症状に合わせた薬を選んでくれます。

レーザーやピーリングは肌刺激が強いため、アトピーのような敏感な肌には難しいように思いますが、以前よりも技術はかなり向上しています。

アトピーの肌でも積極的な治療ができる時代になってきているのです。

病院でしか行えない治療ですし、病院やドクターによって方法が異なってきます。自分の肌の状態を見ながら、適切な施術を行ってくれるところを探しましょう。

>レーザー治療について見る
>ケミカルピーリングについて見る

生活習慣を見直す

アトピーは生活習慣によっても大きく変わってきます。睡眠不足、栄養バランスの悪い食事、ストレスなどが、アトピーを引き起こしてしまうこともあります。

規則正しい生活、バランスとれた食事を心がけることも大切です。また、ストレスを溜めないように、リフレッシュする時間を取るようにしてみましょう。

アトピーで肌が黒ずむのはメラニン色素のせい

アトピー性皮膚炎は、まだはっきりとした原因、根本的な治療は確立されていませんが、様々な原因があると言われています。

アトピーの肌は乾燥し、かゆみや赤みの症状が出る状態です。それは、肌のバリア機能が低下して、炎症を起こしてしまっているからです。

そして、炎症から肌を守るために、メラニンが合成され肌が黒ずむのです。黒ずみはステロイドの副作用ではありません。

アトピーの肌を治すためには、外からの保湿や美白などのスキンケアや生活習慣の改善が大切です。

また、皮膚科の受診も効果的です。最近はレーザーやピーリングの治療もできるようになってきています。

アトピーの黒ずみは改善できるので、自分に合った方法を探して下さいね。