ビタミンC誘導体は、美白化粧品に含まれていることで、良く耳にしたこともあるのではないでしょうか?

サプリメントに含まれているビタミンCも聞きますが、何か違うのでしょうか?肌に良いイメージが強いですが、副作用はないのでしょうか?

ビタミンC誘導体について、知らなかったことが見えてくるかもしれません。ビタミンC誘導体の特徴についてご紹介していきます。

ビタミンC誘導体とは?

特徴

ビタミンCは野菜や果物に多く含まれていて、健康にも美容にも欠かせない成分というのは、良く聞きますよね。ビタミンCをうたっている、サプリメントも多くあります。

ビタミンC誘導体は1980年代の半ばごろから、国内で本格的に使われるようになってきました。

そんなビタミンCは酸化しやすく、壊れやすいので皮膚への浸透ができないものです。

ですので、ビタミンCだからと言って、レモンやオレンジの果汁を塗ったところで、肌の美容効果は得られません。逆に肌刺激が強いので、肌荒れを起こしてしまいます。

そのビタミンCを人工的に改良して、安定化させて化粧品にも配合できるようになった成分が「ビタミンC誘導体」です。皮膚への浸透が良く、皮膚の中に浸透してから、ビタミンCに変化するという特徴があります。

英語表記では「Vitamin C derivatives」となります。

ビタミンC誘導体には、水溶性、油溶性、水溶性と油溶性の性質を持つものに分けられます。ビタミンC誘導体といっても、化粧品の成分表示にはその種類によって、異なる成分名で書かれています。

水溶性ビタミンC

水溶性ビタミンCとは、皮膚に吸収されやすく、化粧水や美容液に配合されています。原料は粉末や顆粒です。

素早く浸透して即効性があり、べたつきが少ないので、さっぱりとした使い心地になります。

  • リン酸型ビタミンC
  • アスコルビン酸グルコシド
  • アスコルビルエチル
  • グリセリルアスコルビン酸

上記のような種類があります。身体の中のホスファターゼという酵素によって、ビタミンCに変換されます。

油溶性ビタミンCとは?

ビタミンCは本来水溶性なので、ビタミンCに油を結合させて作られているものです。主にエマルジョンやクリームなどに配合されています。

水溶性ビタミンCよりも、吸収率が高い性質を持ちます。また、効果の持続性、保湿性があるので、乾燥しにくいとも言われています。

  • テトラヘキシルデカン酸アスコビル
  • ステアリン酸アスコビル

水溶性と油溶性を合わせもつものとは?

ビタミンC誘導体の中で、進化型ビタミンC誘導体と言われているのが、水溶性と油溶性の、両方の性質を持つ、「アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸(APPS:アプレシエ)」です。

リン酸型ビタミンC誘導体にパルミチン酸を加えたもので、通常のビタミンC誘導体よりも、機能性が高いとされています。

他のビタミンC誘導体よりも約100倍もの浸透力があり、イオン導入を行わなくても肌の奥にまでビタミンCが浸透してくれます。

>ビタミンC誘導体がイオン導入に最適な成分について見る

ただ、原料の価格が高く、多く含まれる化粧品は高価になってしまうという難しい現状に
あります。

効果とは?

  • 美白効果
  • 抗酸化作用
  • 新陳代謝促進効果
  • 皮脂分泌のコントロール
  • コラーゲン生成促進効果

ビタミンC誘導体には、美白やアンチエイジングなど、様々な美肌効果が見られ、化粧品にも欠かせないものです。厚生労働省に認可されている成分です。

>ビタミンC誘導体の効果効能について見る

ビタミンC誘導体が使用されている代表商品

クレアフォート

クレアフォートはワキやお尻の黒ずみケアに効果の高い、美白クリームです。ビタミンC誘導体の他にも、プルーン酵素分解エキスや米ぬかエキスなど、メラニン生成を抑制する美白成分がたっぷりと配合されています。

>プルーン酵素分解エキスの効果について見る
>米ぬかエキスの効果について見る

また、保湿などの美容成分もしっかりと使われているので、徹底した美白効果で黒ずみケアができます。

>クレアフォートの評価について見る

雪肌精 デイエッセンス

デイエッセンスは、コーセーの歴史のある美白化粧品である雪肌精の中の美容液です。L-アスコルビン酸2-グルコシドというビタミンC誘導体が配合されています。

その他にも保湿成分もしっかりと含まれているので、肌荒れや乾燥を防ぎながら透明感を出してくれます。

化粧下地にも使える、日中用の薬用美白美容液です。

ドクターシーラボ APPSエッセンス

ドクターシーラボのAPPSエッセンスは、効果の高いビタミンC誘導体であるAPPSのパワーを使った美容液です。

パウダー状のAPPSとAPPS配合ローションを混ぜ合わせて使用します。7日間で使い切る、肌の集中ケアする美容液です。

肌本来のハリやつや、キメなどに働きかけて、高い効果が期待できます。

ビタミンC誘導体の危険性

副作用に注意

ビタミンC誘導体は、肌の状態によっては、ぴりぴり感、発疹やかゆみなどの副作用の症状が出る場合があります。

また、皮脂分泌を抑える作用があるので、肌が乾燥しやすくなる場合もあります。もともと乾燥しやすい肌の人は、ビタミンC誘導体を使う時にはしっかりと保湿もしてあげるとよいでしょう。

肌にいつもと違う感覚を感じれば、我慢をせずに使用を止めるようにしましょう。

濃度の選び方に注意

一般的な化粧品には1~2%のビタミンC誘導体の濃度が多く、皮膚科などでは5~6%濃度と言われています。

ビタミンC誘導体を選ぶ時に、濃度が高いものが良い気がしてしまいます。しかし、濃度が高ければ良いというわけではないのです。

ある程度の濃度は必要ですが、濃度が濃すぎても肌への負担が増えてしまい、肌が乾燥しやすくなるなど、肌トラブルにつながる危険性があります。

ただ単にビタミンC誘導体の濃度だけ見るのではなく、どのような種類のビタミンC誘導体が配合されているのかを確認して、肌に合うものを選ぶようにしましょう。

ビタミンC誘導体は美肌効果が高い成分!

ビタミンCは化粧品として使うには、不安定で浸透も良くないものですが、ビタミンC誘導体として作られることで、安定して使用できる、肌に浸透できるものになりました。

美肌効果が高いというイメージが強いものですが、濃度が高ければその分、効果が高くなるというわけではありません。

ビタミンC誘導体は美白効果や抗酸化作用によって、様々な美肌効果が見られます。種類や配合濃度などの確認をして、自分が使いやすいビタミンC誘導体配合の化粧品を選ぶようにしましょう。

ビタミンC誘導体でシミや黒ずみのない白い肌、キメの整った若々しい肌を目指しましょう。